スーツケースに詰めにくい荷物の収納術
ラップの芯でラクラク収納
旅行先で、ズボンやスカートをスーツケースから取り出したら、折りジワやたたみジワがバッチリついていて困った、なんて経験のある人も少なくないはず。
こうしたシワを防ぐには、キッチンペーパーやラップの芯を利用して、ズボンやスカートを巻き物のようにクルクル巻いておけばいい。
巻くときにシワがつかないように、スソを引っぱりながら巻いていくのがコツです。芯の中にはアクセサリーなどの小物を収納できるから、一石二鳥です。
ラップなどの芯がない場合は、旅行に携帯するフェイスタオルなどで芯をつくる方法もある。
スカーフをシワだらけにしない法
着こなしのバリエーションが広がるスカーフは、海外旅行にも何枚かは持っていきたいアイテムです。
とはいえ、シルクなどのスカーフはフワフワと軽くておさまりが悪く、きちんとたたんで収納するのは、けっこうむずかしいものです。
そんなとき役立つのが、食品保存用のファスナー付きポリ袋。きれいに折りたたんで一袋に1~2枚ずつ入れておけば、ひと目で中身がわかります。
その際、すこし空気を残すようにしてファスナーを閉めれば、折りじわもつきにくいです。
服・靴を傷めない"ストッキング荷造り"
スーツケースに詰めるとき、めんどうなものがパンプス。型崩れしないように箱に入れるとあまりにかさばるし、そのまま入れるとつぶれてしまうし・・・。こんなときに大活躍するのが、ストッキ ング。
破れて捨てるだけのストツキングを膝のあたりでチョキンと切って、上の部分はバンプスの爪先に詰め、膝から下の部分にパンプスを入れて口を結べば型崩れしないし、靴の表面に傷がつくのを防ぐこともできます。
つぶしたくないカラー付きのシャツ類にも、ストッキングは応用できます。現地で使用するストッキングを結んでカラーのスペースの中に詰めるだけでOK。靴下でも応用できる方法です。
さらに、下着や靴下などの収納袋としても利用できます。仲縮自在でどんどん入り、中身も見えるし、おまけに軽い。いらなくなったら捨てればいいのだから、まさに万能の大活躍グッズです。