旅行先での少ない服での着回し術
海外旅行の服装は同系色のカラーでまとめる
誰もが頭を悩ます荷物の減らし方。荷物の中でいちばん場所をとるのは衣類ですが、これを着回しがしやすいものをポイントに選択すれば、枚数を減らせます。
着回ししやすい服選びのコツは、同系色でまとめること。黒で統一するとか、茶・べージュ系でまとめるなど、基本カラーを決め、それに沿ってトップとボトムを選ぶのです。
また、トップとボトムでは、トップのアイテム数を多くする。たとえ、毎日ジーンズをはいてもトップをこまめに変えていれば、ほかの人に「また同じのを着ている」という印象を与えにくいからです。
さらに、なるべくシンプルなデザインを選んだほうが、着回しの幅は広がるし、同じ印象を残さない。
ジーンズは長期旅行には向かない
カジュアルな観光旅行なら、ジーンズをはいて海外に出かける人が多いですが、短期旅 行ならともかく、長期旅行にはジーンズはあまり適しません。
なぜなら、ジーンズは洗いにくいのに加えて乾きにくいから。限られた服を洗いながら着なければならない長期旅行では、素材選びに注意すべきです。
男性なら、ジーンズより綿パンがおすすめ。洗濯しても乾きが早いし、はいたとき に涼しい。おまけに、ジーンズが禁止されている場所でも、綿パンならOKという場合が多いので行動範囲も広がります。
旅の着こなし自在のワンピース技
女性におすすめのアイテムが、ワンピース。アクセサリーや、スカーフなど小物類をプラスさせるとシックな装いになるし、ジーンズ素材のジャケットや革のジャケットを羽織ると、カジュアルな雰囲気をかも し出せます。
1着持っていくだけで、しゃれたレストラン、ミュージカル鑑賞、ビーチなど、シチュエーションごとに着こなし自由自在。大活躍してくれること間違いなしでしょう。
どんな場所でもスカーフは便利
旅先に持っていける衣装は限られていてさほどバリェーションを楽しめないし、ドレスアップのための衣装もそうそう持っていけません。
そこで大活躍なのがスカーフ。前述したように、シンプルなワンピースの上に、スカーフを一枚プラスするだけで、ぐんとドレスアップした雰囲気を醸しだすことができるのです。
大きめのスカーフを持っていけば、冷房の効きすぎで肌寒いときなどにも重宝するし、短パンの上から腰に巻きつけたり、髪の毛を隠すなどすれば、宗教上の制限があってもクリアすることができます。ビーチで水着の上から巻けば、水着では入れないレストランでも利用できて便利です。