海外旅行先で医療機関を利用するときの知恵
海外で病気をした時、病状が説明できる便利なシートがある
海外で病気をすると、よほど現地の言葉に精通していないかぎり、症状を正確に伝えるのにホトホト苦労する。でも、「シヴィルパスポートメディカル編」さえあれば、そんな苦労ともおさらばです。
なにしろこのシート、病気やケガの状況や症状を日本語シートにチェックするだけで英語シートに複写され、英語の状況説明書に早変わりしてしまうのです。
病気の内容はほとんど網羅されている上、巻末には外国の医師からのアドバイスまで日本語に翻訳され、日本で診察を受けるときに役立つよう配慮されているというすばらしさ。空港内の書店に売っているので、ぜひ一冊持って出かけよう。
現地語でメモした緊急連絡先を持参
「万が一」に備えて、旅先の日本大使館の住所・電話番号と、日本語が通じる医療機関を英語(または現地語)で手帳などにメモして持参しておくといいでしょう。
たとえ言葉に不安があっても、メモしておけば現地で病気になったときや大使館に用事があるとき、タクシードライバーやホテルマンにそれを見せて連れていってもらうことができるからです。カード会社や海外旅行傷害保険会社の連絡先も、同様にメモしておくと安心です。