旅行の疲れをとるリラックス術
ホテルのバスタブを加湿器代わりにする
ホテルのエアコンを入れたまま寝たために、風邪をひいてしまった・・・といった失敗は、海外では決して珍しくないです。とくにヨーロッパなどでは空気が乾燥していて、朝起きたらノドがガラガラになっていたなんてこともあります。
対策としては、夜寝る前に、バスタブに熱い湯をいっぱいに張って、バスルームのドアを開け放して寝る。浴室の湯気が加湿器代わりとなって、乾燥を防いでくれるのです。
また、ホテルによっては空気清浄器や加湿器を用意してあるので、フロントに問い合わせてみよう。
歩き疲れた足には冷湿布がいい
観光スポットめぐりやショッピングなど、旅先では想像以上の距離を歩いているものです。寝る頃には足がパンパンにむくみ、翌日にだるさが残ることもあります。
だが、せっかくの楽しい旅を、足の疲れで棒に振るのはもったいない。そこで、疲れを翌日に持ち越さないためにおすすめなのが、冷湿布です。
シャワーを浴びた後に、足の裏やふくらはぎなどに貼ると効果があります。ちょっと疲れを感じたときは、スプレータイプのものを利用すると筋肉痛防止に効きます。
また、ひどい疲れのときは枕などで足を高くして寝るといいですが、そのときは、たたくと冷えてくるタイプのものを足の下に敷くのもいいし、むくみや疲れに効いたり、引き締め効果もあるジェルやスプレーを使うのもおすすめ。
ちなみに、これらの足の疲れ&むくみ対策は、フライトアテンダントの間では常識なんだとか。
不眠にも効く万能ツボ
旅先でうまく眠れないのは、けっこうつらいもの。そんなときは、失眠というツボを刺激しよう。
このツボは足の裏の、ちょうどかかとの真ん中にある。拳で数回たたくか、ゴルフボールをゴロゴロさせて刺激するといい。タバコの火を近づけるという刺激でもOKですが、近づけすぎてヤケドをしないように注意しましょう。
不眠には時差ボケや環境変化、ストレスなどさまざまな原因がありますが、このツボは、そのどれにも効果があります。
全身の疲労をやわらげるツボ
時差ボケや、観光スケジュールを欲張って全身がくたくたに疲れたときに効くツボを紹介しましょう。
うなじの、ちょうど髪の毛の生え際あたりにある風池と天柱をボールペンなどで押したり、指でもみほぐすといいです。
風池は、耳の後ろの骨が盛り上がっているところから、ちようど後頭部の中央に指をずらしていくとわかります。天柱は、風池からすこし降りた首の太い骨沿いにあります。