海外旅行先でお腹をこわさない知恵
旅行先では歯磨きの水にもご用心
アジアの街では、夜になると屋台街と化す場所がいろいろあって観光客をおおいに楽しませてくれるものだが、問題は皿の洗浄や水の補給などが十分とはいえず、不衛生なことです。
こうした場所では、生水や生ものを絶対に口にしないこと。必ず火を通したものを食べるようにし、お腹の弱い人なら屋台の食べ物は最初から避けたほうが無難です。
海外では水に問題のある国が少なくないので、ミネラルウォーターは必需品。歯磨きのための水や薬を飲む水にも気を配り、ミネラルウォーターがなければ、コーラなどの炭酸飲料を利用するぐらいの心構えを持ちましょう。
ミネラルウォー夕ーを購入する場合も、必ずフタがきっちり閉められているかどうかを確認することを忘れずに。
アルコールに強い人は、ビールを水の代用に飲むという手もあります。
旅行先でのジュースは「氷抜き」で注文する
海外では生水を飲まないことは基本中の基本だが、レストランなどに入ったときはどうするか?
一般的には、水の代わりにお茶やコーヒー、ジュースなどのソフトドリンクをオーダーしてノドをうるおす。
その際、いくら暑くても氷は我慢。東南アジアなどに旅した人が赤痢などにかかるのは、ドリンクに浮かべた氷が原因の場合が多いです。多くの店が水道水を使って製氷しているので、氷を入れてしまうと、いくら水を飲まないようにしても意味がないです。
オーダーするときは、くれぐれも「氷抜き」にしてもらうのをお忘れなく。
海外では「醤油」が伝染病予防に活躍
海外旅行に出かけるときは醤油を持っていくといい。スーパーやコンビニで旅行用のミニパックを売っています。
醤油にはコレラ菌やチフス菌、赤痢菌といった病原菌に対して殺菌力があり、伝染病予防としておおいに効果を発揮してくれるのです。
ただし、醤油を持っているからといって油断は禁物。不衛生なところでは生水を飲まないとか、生ものを食べないといった基本的な心構えを忘れてはいけません。
また、チューブ入りのわさびも毒消し作用があるので、もっていくと便利です。