旅行先での下痢・便秘を治す方法
旅行先での水分補給に粉末スポーツドリンク
暑い国を旅するときは、水分補給が大切。観光で街を歩くだけでも大量の汗をかくため、ミネラルウォーターを持ち歩く人が多いですが、旅先で歩く距離は意外と多く、予想以上に体は疲れています。
だから、水分補給に加えて、体に必要なエネルギーを補給してくれるスポーツドリンクのほうが、水よりもおすすめです。下痢による脱水症状のときにも、スポーツドリンクがいいです。
ちなみに、スポーツドリンクは現地で買わずに、日本から粉末タイプのものを持っていくと経済的です。専用ボトルは持っていかなくても、現地で購入したペットボトルのミネラルウォーターに、直接粉末を混ぜればOKです。
その際、くれぐれも現地の生水でつくるようなマネはしないように。
海外で下痢をした時、むやみに薬を飲んではダメ
海外で下痢をしたとき、生水にあたったと思って、すぐに薬を飲もうとする人が多いが、すぐに薬に頼るのは考えものです。
「旅行者の下痢」というものがある。移動、言葉の違い、慣れない土地などのせいでストレスがたまり、旅行2日目か3日目ぐらいに急に下痢をしてしまうのです。
これはあくまでも精神的なものなので、薬を飲むよりもリラックスすることで自然に治る。むやみに薬を飲むと、かえって体に負担がかかります。
2日間ほど様子を見て、それでも治らないようなら、日本から持参した薬を飲むといい。現地でも薬は手に入るが、選ぶのがむずかしいし、体格の差などで微妙に効き方が変わってしまう。
だが、最初から明らかにふつうの下痢と違うと感じたときは、食中毒の可能性があるので、へ夕に薬を飲んだりせずに、病院へ急いだほうがいいでしょう。
海外で便秘を解消する方法とは
ふだん以上に、海外旅行中の便秘は避けたいもの。気分はブルーになるし、トイレ事情の悪い海外では、心配のタネがふえてしまう。おいしそうな料理を前になんとなくゆううつ。これでは、せっかくの旅行も台なしです。
そこで、とっておきの便秘解消法を紹介しましょう。ベッドに横になったまま、時計と反対回りにげんこつに握った手で、お腹を1周、ゆっくりなでる。これを10回ほど続けるといいです。