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時差ボケを解消する知恵

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時差ボケを解消する「光療法」

体内時計が狂うために起きる時差ボケ。この時差ボケを早く直す方法があります。まず、夜到着したなら、現地時間に合わせてきちんと眠る。目が冴えて眠れないのなら、アルコールの力を適度に借りるのもいいでしょう。

逆に、朝到着した場合は、がまんして起きていること。睡魔に勝てないときは仮眠をとってもいいが、必ず2~3時間で切り上げよう。

そして、昼に到着したならば、寝るのは夜まで待つ。このとき、屋外で太陽の光を浴びると、体内時計が修正されて時差ボケが早く直る。これを「光療法」といいます。

時差ボケを防ぐには飛行機の中ではとにかく眠る

海外旅行の大敵といえば時差ボケ。とくに、日本からアメリカに行くような東行きの場合は、時差ボケが重くて回復も遅い。俗に、1時間の時差を調整するには1日かかるといわれるくらいなので、旅行先によっては1週間以上も時差ボケ状態なんてことになりかねない。

そこで、出発時から時差ボケ対策をとることをおすすめします。

まず、飛行機の中では映画を見たりしないで、とにかく眠ること。着陸のすこし前になったら、現地時間に合わせて朝食をとる。現地に着いたらどんなに眠くても昼寝などせず、あくまで現地時間で行動する。これで時差ボケは軽くなるはずです。

食事で時差ボケを治す

そもそも時差ボケとは、急速な移動に体内時計が同調できないために起こるもの。体内時計のしくみは、脳の中心付近にある松果体という器官が、メラトニンというホルモンの分泌をコントロールして伝達しており、体内のメラトニンの量が多いと眠くなり、少ないと活発な活動を促す。

時差ボケが起きるのは、このメラトニンのバランスが崩れてしまうからで、メラトニンの分泌をコントロールすれば、時差ボケが解消できるということになります。

では、具体的にどうすればいいかというと、メラトニンの分泌を抑えるためにはタンパク質に含まれているチロシンを増やし、逆にメラトニンを増やすには体内のブドウ糖を増やす。

つまり、朝や昼は肉や魚、卵などのタンパク質を摂取し、夜はパンやパスタ、じゃがいもなどの炭水化物を多く摂るようにすればいいでしょう。

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