海外旅行先で困ったときのコミュニケーション術
もしも宗教を聞かれたら・・・
海外では「あなたは何教徒か」と聞かれることも少なくないです。広い世界には、宗教をぬきにして語れない地域が多いからです。
決まった宗教があればそれを答えればいいですが、困るのは無宗教の場合です。素直に「無宗教です」と答えると、「なぜか?」「どういう意味か?」などと、どんどん質問されてしまうことが多いからですだ。こういうときは” I'm a Buddhist."(アイムブディスト=私は仏教徒です)と答えるのが無難。相手はそれ以上質問してこないでしょう。
しつこいナンパ撃退の一言
女性と見るとナンパしてくる男性はどこにでもいるものです。なかには結構しつこいタイプもいるので、こういう相手をしっかり撃退するには、毅然とした態度と言葉が必要です。
効果があるのは、"I'm sorry, you are not my type.(ごめんなさい、あなたは私のタイプじゃないわ)"日本人にしてみると、はっきりしすぎていて相手を傷つけてしまいそうに感じるひと言だが、これがもっとも効果的なのです。
"No, thank you. I'm married."(遠慮しておくわ。結婚してるの)もいい返事。このとき、誰か男性の写真を見せれば、さらに効果は高いでしょう。
どういう返事をしていいかわからず、とにかくニコニコしながら立ち去ると、相手にOKと誤解されかねない。毅然とした態度できっちり断りましょう。
その国の習慣とタブーを頭に入れる
ところ変われば考え方も変わる。日本では当たり前のことがその国では通用しなかったり、反対に、ビックリしてしまうような習慣やマナーがあったり。
ですが、「郷に入れば郷に従え」で、その国の習慣やマナーにそって行動することが大切。とくに、タブーとされているものは事前に頭に入れておき、不謹慎な行動は慎むようにしましょう。