海外旅行先の買い物でトラブルにならない知恵
旅行先で偽ブランド品を買ってしまうと・・・
ブランド品のショッピング目当てで海外に行く人の中には、「現地で安いコピー(偽物)が売られていたから、それを買っちゃった」という人も多いでしょう。
ですが、偽ブランド品を海外から日本へ持ち込む行為は、法律で禁止されています。税関で見つかると、即没収されてしまいます。
とくに、ヴィトンやプラダなどのそのブランドの特徴となっている柄モノやマークの目立つ品物は、チェックの目が厳しいです。
香港やタイなどでは、超安値で「どう見ても、コピー」という粗悪なコピー商品が大量に売られています。これらのコピー商品を買って持ち込めば、もちろん没収。面白半分に買うのは慎みたいです。
旅行先で高額な買い物をしたら即ホテルヘ
ショッピングをしたら、のんびりと街を歩いて食事をしたりお茶を飲んだり・・・。そんな日本では当たり前の行動も、海外では危険だと認識しましょう。貴金属店で高価な買い物をした女性が、外に出て食事でもしようと歩いていると、あとをつけてきた男に買った品物を引ったくられたなどという話が、世界中にあるのです。
そんなことにならないためには、とにかく買い物をしたらホテルに一度戻ること。とくに高額な買い物をするときには、タクシーをホテルで呼んでもらい、買い物中は店の前に待たせておく。そして、買い物を終えたらタクシーでそのままホテルに戻るくらいの配慮が必要です。これで簡単には盗難にあわないはず。
ツアーで立ち寄る店は要注意
ツアーの途中で連れて行かれる免税店や土産物屋は、たしかに便利だし、日本語が通じて日本人好みの品物をそろえてはいるが、たいていは値段が高めに設定されていることが多いです。
店によっては現地のふつうの店の2~3倍、なかには10倍近い値段をつけているところもあるので要注意です。
商品を包装する時がアブない
「試着したり、手にとった品物と渡された品物が別物」なんてトラブルを防ぐために、受け取る商品は、包装してもらう前に必ず確認しよう。
サイズや色、数の確認はもちろん、キズ物や不良品でないかもチェック。品物を包むとき、店の奥に引っ込むような怪しい店は、とくに気をつけなければならない。
どうしても店内で確認できない場合は、店の外に出たら、すぐに開けて確認すること。もし、希望したとおりの商品でなかったり、不良品だったりと不都合な点を発見したら、あきらめたりせずに取り換えるよう交渉しましょう。
クレジットカードでの買い物はここに注意
クレジットカードを使って食事やショッピングをするときは、とくに伝票を念入りにチェックし、正しい金額であることを確認してからサインするように心がけよう。
とくに換算率が円と大きく違うと、さほど高い物を買ったわけでなくても、ケタが大きく0がたくさん並ぶ。それだけに、一つぐらいOの数を多めに書かれても、しっかりチェックしなければ見過ごしてしまう場合があるのです。
ほかにも、合計金額の頭に数字を書き加えたり、コンマの位置をわざとずらしてあとで書き込んだりと、そのテクニックはじつにいろいろ。
伝票を確認せずにサインをするのがカッコいいと思っている人もいるようですが、どんなに高級そうに見える店でも、忘れずにチェックすることが大事。