旅行先での買い物でもっと得する支払いの極意
インフレの国での買い物はクレジットカード
海外旅行先での買い物の支払いは、現金、トラベラーズ・チェック、クレジットカードとさまざまだが、その支払い方法によっては、同じ金額でも得する場合があるのです。
為替の変動が激しいときや高額品は、クレジットカードで買うことをおすすめします。中値レートを基準にしていて、手数料も1.6%前後と低いからです。
さらに、インフレの激しい国でも、クレジットカードを利用すると、日本に請求がくる1~2か月後にはインフレが進行していて、結果的には得していたりします。ただし、その間に円安が進む場合もあるので注意したい。
「付加価値税還付制度」を使う
ヨーロッパでは、特約店で一定金額以上の買い物をすると税金が免除されてお金が戻ってくる、という制度があります。
高額な買い物をしたときには免税になるかどうか、一度店員に聞いてみるといいでしょう。返金の仕方は、その場でのキャッシュバック、お店で小切手をもらって空港で払い戻す、後日クレジットカードを通じて振り込みで還付される、などいろいろあります。
その場でキャッシュバックや小切手をもらえない場合は、免税申請の書類を書いてもらおう。
そして出国時に空港の税関に行き、買った品物を見せて書類にスタンプを押してもらい、空港の決められたポストに投函すればいい。
ヨーロッパの中でも免税にならない国があったり、金額が異なっていたり、免税になる店とならない店があったりと少々面倒なところもありますが、旅行者ならではの制度なのでぜひ利用したいですね。