ナマの観光情報を仕入れる方法
観光地で一番高い所に登る
現地に着いたら最初に、とにかくその土地で、いちばん高いところに登ってみることをおすすめします。
ニューヨークならエンパイアステートビル、パリならエッフェル塔、ロンドンならテレコムタワー、ミラノならドゥオモの塔、ハワイならダイヤモンドヘッドの丘などなど。
あまりに月並みだが、じつは、こうした高い場所から街並み全体を眺めて、駅やホテル、道路などの位置関係をだいたい把握しておくと、観光に便利なだけでなく、より現地が理解しやすくなるというメリットがあります。
博物館や美術館などの建物も、全体像を見ておくと、また印象も変わるものです。ついでに観光バスで市内巡りをしてから、一つ一つの場所を訪ねるようにすれば完壁でしょう。
最新の観光情報を無料で入手するコツ
ハワイ、パリ、ローマをはじめ、世界の主要観光地には日本語で書かれた無料の現地情報紙があります。
たとえばハワイの場合、ホノルル空港の出口ロビー、主要なホテルのロビーなど、目につきやすいところにあるのでゲットしておきたいです。現地の道路情報やショッピング情報、さらにはレストランやショップでの割引クーポンまでついていたりします。
月刊、あるいは月2回発行のフリーぺーパーが多く、現地で行われるイベントや人気急上昇中のショップなど、情報の新しさが売り物。巻末の地図や路線図なども重宝します。
現地旅行会社のツアーはお得
パッケージツアーで自由行動の日には、現地旅行会杜の現地催行ツアーを利用するという手も。この場合、たいていふつうのオプショナルツアーよりも料金は安い。
ただし、ガイドが英語だけだったり、ホテルから集合場所までは自力でいかなくてはならないなど、ツアーによって内容がいろいろなので、パンフレットなどをよく見て検討しましょう。
もちろん、日本人観光客の多いところでは、日本語でガイドがつくツアーもあるはず。ホテルのトラベルデスクなどで、旅行会社を紹介してもらって申し込むとよいです。
現地催行ツアーなら語学カアップ
英語でしかガイドしてくれないからといって、現地催行ツアーに見向きもしないのではちょっともったいない。じつは、英語のヒアリングのいい練習にもなるのです。
とくに英語圏でない国では、ツアーのガイドも一生懸命勉強して英語を話しているのだから、「何とかして伝えよう」という気持ちで接するし、ネイティブが早口でしゃべるよりは、よほど聞き取りやすい。
ツアー客も世界各国からきているのでやはり英語でのやりとりが多くなる。互いにカタコトだから、かえって恥ずかしがらず、積極的に会話の練習ができるのです。
さらに、ガイドが英語のあとにフランス語やドイツ語などでも同じ説明をすることがある。同じ文章を数か国語で聞くことで、よりヒアリング能力がつきます。