FAX、インターネット予約の心得
FAXでホテルを予約する便利方法
外国旅行に慣れた人なら現地に着いてホテルを予約するのもいいですが、短期の個人旅行者は、日本でホテルを予約しておくほうが安心して出発できます。
日本での予約方法は、旅行代理店、ホテルの日本事務所、ホテルの予約代行事務所、直接現地のホテルと交渉するという4つのパターンが一般的です。
そのうち、ホテルの予約代行事務所や現地ホテルと直接交渉するときに便利なのが、FAXを利用する方法です。
予約日、人数、部屋のタイプ、その他希望事項を記入してFAXで送る。宿泊がOKになれば、予約を確認する書類が送られてくる。これを、現地ホテルでチェックインのときに見せるという仕組みです。外国語に自信のない人も、これなら交渉がしやすいでしょう。
個人情報をネットで流しちゃダメ
ネット上でホテルを予約する場合、クレジット番号を教えなければいけないことがあるが、このとき、無警戒に番号を送らないこと。重要な情報は、FAXで送るようにしましょう。
クレジット情報以外の人に知られたくないプライベート情報も、やはりFAXを利用するほうが安心です。
宿泊料金は「一部屋あたり」か「一人あたり」か
インターネットを利用して現地のホテルに直接予約をする場合、表記は英語のみのことが多い。話すよりは読むほうがまだ理解できると、なんとなくわかっているつもりで適当に申し込んでおくと、とんだ間違いをおかすこともあります。
もっとも間違えやすいのが料金でしょう。「per room(一部屋あたりの料金)」と「per person(一人あたりの料金)」。これをカン違いしてしまうのです。
「一人○○ドルは安い!」などと申し込んで、いざホテルに着いてみたら用意されていたのはツインルーム。一人で泊まるにはあと○ドル追加しなければいけなかった・・・ということが、けっこうあるのです。こういった失敗を防ぐためには、予約の際に、「何人部屋なのか?」「一人で泊まった場合はいくらか?」「この部屋に○人で泊まった場合、一人いくら?」などと、具体的に確認しておくことです。
ホテルの宿泊予約画面はプリントアウトして持参
インターネット上でツアーの申し込みやホテルを予約した場合、その画面をプリントアウトして現地に持っていこう。
予約の証明になるし、予約したときに提示されていた料金と、フロントで聞いた料金が違うといったトラブルが起きたとき何よりの証拠になります。
現地ツアーを予約したときも現地のオフィスでこれを提示すれば、手続きもスムーズで簡単です。