飛行中、体調を整え体カを温存する法
飛行中のお酒の酔うスピードは地上の3倍
ふだんは酒豪といわれている人でも、機内でお酒を飲むと、意外に早く酔いが回るものです。
これは、高所のため機内の気圧が下がっているからで酔うスピードは、地上の3倍だといわれています。
「まだ大丈夫!」などと調子にのって、ドリンクフリーのワインをガブガブやっていると、急に吐き気が込み上げてくるなんてことになるから、気をつけなければいけません。
飛行中体を横にしてぐっすり眠るコツ
長時間の飛行で、座ったまま眠るのは寝た気がしないという人も多いでしょう。もし機内がすいていて、隣の席が空いているなら、アームを上げて体を横たえてもかまわない。
そのほうが、眠れないまま変にモゾモゾして、周囲に迷惑をかけるよりいいし、往路なら現地入りしてからの体力温存のためにもいい。
ただし、必ずフライトアテンダントに断ってから、というエチケットは守りたい。毛布や枕を借りるのを口実に、さりげなく許可をもらうというのがスマートなやりかたです。
しかし、近くに高齢者や赤ちゃん連れがいたら、そんな人たちを優先してあげる心配りも必要でしょう。
飛行中着陸ギリギリまで眠るには
直前まで仕事をしていたので、着陸ギリギリまで寝かせてほしい・・・。そんな人のために、「ドント・ディスターブ」の札を用意している航空会社もあるので、飛行機に乗ったらフライトアテンダントに確認しておこう。
しかし、せっかくぐっすり眠っていても、シートベルトをしていないと、ベルト着用サインが出たときに起こされてしまうので、毛布をかぶった上からベルトをしめておくことです。
同様に、シートを倒しておいても起こされるので、リクライニングにしないまま眠ったほうがいいでしょう。
国内線には長袖を持ち込む
飛行時間が長ければ長いほど、機内の防寒対策や体温調節が大切となる。
とくに、夏などは空調がききすぎていて、真夏なのに寒い思いをしたという人もいるかもしれない。国際線なら毛布の用意があるが、2~3時間ていど移動する国内線の場合は、用意していないケースがほとんどです。
カゼをひかないためにも、国内線に乗るときは、長袖シャツやソックスなどを、前もってバッグに入れておこう。