便利な空港施設の活用法
荷物預かりサービスで身軽に海外へ
お正月に、真冬の日本からハワイヘ!などというとき、空港まで着ていったコートを、そのまま持っていくほど無意味なことはない。
そんなときは、各空港内にある荷物預かりのサービスを利用したい。着替えのための更衣室も用意されているので、真冬でも半袖一枚で出発・帰国することができます。
成田空港での料金は、たとえばコートの場合、1着につき5日間まで1100円、10日間まで1650円ほど(会社にもよるので要確認)。すこしお金がかかっても旅行中の荷物が減るし、帰国時に現地の空港に置き忘れたりというトラブルも防げるので、利用価値は高いです。
真夏の日本から真冬の国へいくときも、空港の施設を利用して着替えていくと便利ですが、旅行先でその国の衣料品を買い整えるのもまた楽しいですね。
スーツケースのカギをなくしてしまったら・・・
空港に着いてから、スーツケースのカギを失くしたことに気づいた・・・。でも、あわてなくても大丈夫。 成田空港の、第2夕ーミナル3階にある手荷物一時預かり所では、スーツケースの開錠とスペアキー作製のサービスを行っている(ただし有料)。スーツケース以外にも、クルマや住宅用のスペアキーもつくっ てもらえるのです。
ただ、バックパックのカギを忘れた場合は、現地で南京錠を買ったほうが安い。
パスポートの控えコピーはここで
万が一、盗難や紛失したときのことを考えて、パスポートや航空券、トラベラーズチェックなどは、コピーをとっておいたほうがいいです。
コピーがないと、どれも再発給や再発行をする際に手間取ったり、最悪の場合、再発行してもらえないこともあります。
パスポートや、事前に旅行会社から受け取った航空券なら、空港に行く前にコピーをとることもできますが、当日、空港のカウンターで航空券をもらったり、空港内の銀行でトラベラーズチェックをつくったりし た場合などは、事前にコピーをとることはできない。
そんなときは、空港内にあるコンビニでコピーをとるといいです。チェックインした後は、搭乗するまでたっぷりと時間があるので現地で万が一の際、困った事態にならないように、コピーは必ずしておきましょう。
急な体調不良もここなら安心
出発前や到着直後、体調に不安を感じたら、成田空港本館地下1階にある日本医科大学空港クリニックに急ごう。
このクリニックでは、海外旅行障害保険に入ってさえいれば、お金や保険証がなくても診察してもらえます。
旅行先で現金を使い果たしていても、ここなら大丈夫なので覚えておきましょう。